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イスラーフィル イズラーイールの別名。
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二つで一つの幹部。 頭に鋭い角に後頭部にはコウモリの翼がラーフ、四本の腕に見えない尻尾を持つのがケートゥという役割を持つ。 他人を見下すような性格がラーフ。あまり喋らず重要な事だけ言うケートゥ。 地球攻撃隊の隊長の一人。 面倒な事は嫌いで全てを破壊すると言う思考。 ≪セリフ集≫ 「まとめて・・・ぶっ壊してやるぜ!!」 「どいつから喰ってやろうかねぇ?」 【必殺技】 アシッドブレス(ラーフの口から硫酸の吐息を放つ。) ガイアボンバー(岩石を集めて、敵に目掛けて投げる) アースクエイク(地震を起こして無数の土の杭を放つ) キラーコンボ(分離攻撃。ケートゥが四本の腕を振りかざして殴りラーフが鋭い角で串刺しにする)
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武装神姫 北へ。団 No.913 [ AAA ] 大体酔っ払っていますが無害です。 武装が欲しくて買った娘も多くて。 酔ってポチッとナした娘も多くて多くて多くて 使用金額25、251円 所持神姫()内は神姫素体 1-ササ (忍者型フブキ) 諸聖人の日の前夜 年末繁忙期で師走で忙殺(ごめんなさい・・・ 2-キキ (騎士型サイフォス) 諸聖人の日の前夜 年末繁忙期で師走で忙殺(ごめんなさい・・・ 3-リリ (HST型アーク) 諸聖人の日の前夜 年末繁忙期で師走で忙殺(ごめんなさい・・・ 4-楓 (戦闘機型飛鳥) 諸聖人の日の前夜 年末繁忙期で師走で忙殺(ごめんなさい・・・ 5-未組立 (戦闘機型飛鳥夜戦仕様) 6-アールグレイ (花型ジルダリア) 諸聖人の日の前夜 年末繁忙期で師走で忙殺(ごめんなさい・・・ 7-エルリア (悪魔夢魔型MMS ヴァローナ) 諸聖人の日の前夜 年末繁忙期で師走で忙殺(ごめんなさい・・・ 8-未組立 (猫型 マオチャオ) 9-未組立 (天使型 アーンヴァルトランシェ2) 10-未組立 (天使型 アーンヴァルB) 11-未組立 (忍者型 ミズキ) 12-未組立 (悪魔型 ストラーフ bis) 戦闘ログvsイリーガル 戦闘ログvs2009サマフェスラスト トップページ
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更新日:2012-06-11 タイトル: カストラート 原 題: FARINELLI-IL CASTRATO 製 作 年: 1994 製 作 国: イタリア/フランス/ベルギー ジャンル: ドラマ/音楽 レ ス: ☆おすすめ!やおい映画☆ http //www2.bbspink.com/801/kako/979/979530199.html 726 名前: 風と木の名無しさん 「カストラート」は兄弟モノ好きな人は萌え? 自分は兄弟モノが駄目なのでペケだった。 ☆おすすめ!やおい映画 Part2☆ http //www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/999447812/ 278 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 01/12/16 02 39 ID SYWYN9U6 どなたか「カストラート」見た方います? 18世紀に実在した男性ソプラノ(去勢されてる)の話。 「主人公の兄が弟のために曲を作った」 「後にスペイン国王のお気に入りとなった」 という解説を聞いただけで萌えてしまった。 ・・・大学の講義中に何を妄想してるんだ私は・・・・・。 281 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 01/12/17 02 30 ID VHm6oPhR 278 レンタルビデオででるよ、化すとラーと でも女とのシーンはあっても、男とやるシーンはなかった。 まあ兄との関係萌えはできるかもだけど。 282 名前: 風と木の名無しさん 投稿日: 01/12/17 02 32 ID VHm6oPhR 281 「ででるよ」ではなく「でてるよ」の間違い。ゴメソ ▲PAGETOP 今日: - 昨日: - 合計: -
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レントラー 405.gif No.405 タイプ:電 特性:とうそうしん(相手が自分と同じ性別なら技の威力が1.25倍、異なる場合は0.75倍になる。性別不明には効果なし) いかく(相手の攻撃を1段階下げる) 夢特性:こんじょう(状態異常の時に攻撃が1.5倍になる) 体重:42.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60) 種族値 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 合計 レントラー 80 120 79 95 79 70 523 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) 地 いまひとつ(1/2) 電/飛/鋼 いまひとつ(1/4) --- こうかなし --- 育成論一覧 レントラー 育成論一覧(育成論の題名) (育成論の題名)
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「ノストラダムス2016」は寿ひさし(平井久司)(漫画)、三陽五郎(會川昇)(原作)の漫画作品。2016年を舞台とするSF作品であり、『コミックGENKi』1992年5月号から1994年9月号まで連載された。 書誌 作者の名義 第1回は「漫画寿ひさし、原作三陽五郎」となっていたが、その後、原作者名は「會川昇」で表記されることが多かった。「寿ひさし」は最終回のみ「寿ひさし改め平井久司」となっている。 掲載 隔月刊だった『コミックGENKi』(角川書店)1992年5月号から1994年9月号まで連載された(1993年5月号のみ休載)。全13話+番外編1話(1994年5月号)。 『コミックGENKi』は1994年9月号をもって休刊となったため、『歴史ロマンDX』へ移籍した「八犬伝」ほか、新たに創刊される季刊『コミックNEWTYPE』への移籍が発表されたいくつかの連載を除いて、実質的に打ち切られる形になった。 本作品も、話の流れを途絶するような形で「おわり」となっており、ストーリー上は未完の作品である。 単行本化 連載中に何度か、単行本化作業中であることが記載されていた。 また、1994年5月号の「ノストラダムス2016番外編」にしても、最後のページで「コミックス作業中につき番外編でした」と書かれていた。 最終回の1994年9月号でも、最後のページに単行本化作業が遅れているような記述があるが、結局、公刊されなかったようである。 ノストラダムス関連 主人公はノストラダムスの記憶を引き継いでおり、アンゴルモア等も重要なキーワードとなっている。 その作品中、ノストラダムスの予言詩などがいくらか引き合いに出されており、1999年の詩は2016年のことだったとされている。 根拠となるのは1+9+9+9=28で、平成28年(2016年)を示しているという解釈が示されている。もうひとつ、「500年後」が出てくる第3巻94番を、ノストラダムスの時代(1503年 - 1566年)から500年後に特別な存在が現れると解釈する者たちがいたことも踏まえているようである。 連載第2回にあたる1992年7月号では、最後のコマに 「この作品は科学評論家志水一夫氏の協力のもと、ヴライク・イオネクス〔原文ママ。正しくはヴライク・イオネスク〕氏の「ノストラダムス・メッセージ」(竹本忠雄訳・角川書店刊)他、多数の「ノストラダムス」関係書を参考にさせていただいたフィクションです。 「百詩集」の訳文については山根和郎氏と大乗和子氏のものを参照させていただきました。」 と書かれている。 「サンテュリ」(サンチュリではなく)という、一時期の志水くらいにしか見られなかった表記など、確かに志水の影響が感じられる反面、取り込まれている解釈内容にイオネスクの影響はあまり感じられない。 にもかかわらず上記のようにイオネスクが特筆されているのは、同じ版元(角川書店)の漫画雑誌に掲載されていた作品という事情によるものだろうか。 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
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レントラー No.405 タイプ:でんき 特性:とうそうしん/いかく 入手可能ソフト:ダイヤモンド/パール HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 80 120 79 95 79 70 威嚇+放電が全て。特攻95だが、3割麻痺はおいしい。シングルよりは使える。 攻撃が高いが決定力のある技がない *2 地面 1/2 飛行,鋼 スカーフ放電型 性格:おくびょう 努力値:特攻252 素早さ252(個体値V必須) もちもの:こだわりスカーフ 確定技:放電 選択肢:10万ボルト、雷、威張る、めざめるパワー(氷)、噛み砕く よく組み合わせる相手:地面、蓄電、電気エンジン持ちなど 補足 性格補正+努力値全振り+個体値V+スカーフで最速130組を抜ける。基本は隣に放電を食らわないポケモンを置き相手を麻痺にしてサポート。 具体例 性格:ひかえめ 努力値:特攻252 HP252 もちもの:ラムの実 技:ほうでん でんこうせっか めざパ草氷 まもる よく組み合わせる相手:地面、柔軟持ちなど 補足 道具はいのちのたま、シュカなどもあるが高速催眠は飛行が多いのでラムにしといた。 地震持ちグロスに縛られないよう素早さに8振っても良いかも。 ↑ ダブル初心者が作ったので突っ込みヨロ ↑放電特化するなら臆病最速スカーフで130抜きできる。 ネンドールと組んでのスキルスワップは威嚇と浮遊を交換できるのでお勧め。 ↑スカーフは他にいい技が無いので勿体無いきが・・ スカーフ持たせても耐久振られるとクロバット縛れないのはちょっときついね 電光石火は要らない。むしろ10万ボルト。 放電だけだと火力不足だし味方が守るor地面前提なのもちょっと。
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アブドアッラーフ(アブド・アッラーフ) アラブでの男マーメイド。
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『ノストラダムスの大予言Ⅲ 1999年の破滅を決定する「最後の秘詩」』は、1981年2月に刊行された五島勉の著書。 『ノストラダムスの大予言』シリーズの第3巻にあたるが、初巻(1973年11月)と第2巻(1979年12月)が6年開いたのに対し、第2巻と第3巻は1年余りしか開いていない。 【画像】カバー表紙 構成 全8章の構成である。以下のコメントには批判的内容を多く含むため、客観性の確保のため、目次を引用してこの本の基本構成を示しておく。 まえがき―ノストラダムスの「最後の秘詩」とは? 1章 「血の汗」―大滅亡の予兆 2章 破滅の大予言「最後の秘詩」 3章 「ローマの滅亡」が、いま再現する 4章 人の心に潜む「破滅の法則」 5章 滅亡の日までの“タイム・テーブル” 6章 現代「ローマ帝国」の正体とは何か 7章 現代に蘇るユダヤの呪い 8章 日本は果たして生き残れるか 本書の最大のテーマは、五島が「最後の秘詩」と呼ぶところの詩百篇第10巻65番である。 帯と推薦文 初版の帯には「"大予言ショック"三たび列島を直撃!」「古代ローマ帝国の滅亡がいま再現する!」「ついに解明された「最後の秘詩」」とある。 カバーの推薦者は 秋山達子(お茶の水女子大講師)「ユングも注目した予言と現実の一致」 志茂田景樹「優れた文明批評の書として推す」 の2名(肩書はカバー記載の通り。志茂田は1980年に直木賞作家となっていたが、特に記載はない)。 売れ行き 1981年度のベストセラー総合第7位(出版ニュース社調べ)(*1)。 『読売新聞』1981年3月4日朝刊には、「発売20日、忽ち22万部!」とする広告が掲載されている。 公称発行部数は1991年に70万部(*2)、1997年に67万部(*3)。数値が減るのはおかしいようだが、いずれも版元に訊ねたとする数値。 関連 『ムー』1981年5月号には五島の寄稿が載っているが、「それが『ノストラダムスの大予言Ⅲ』である。その内容はじつに奇々怪々なので、ここでそれをダイジェストすることはできない。もし興味がおありの方は、『Ⅲ』をじっくり読んでいただくほかはない」等と、『大予言Ⅲ』の宣伝を兼ねたものであったことが明らかである。 コメント いくつかのトピックに分けて叙述するが、網羅的なものではない。 最後の秘詩 五島によると詩百篇第10巻65番を最後の秘詩と呼んだのは、「アメリカのある女性研究家」だというが(*4)、そのような女性は当「大事典」では確認できていない。 1980年ごろまででそれなりに知られていたアメリカの女性研究者というと、ニューヨークで著書を刊行したエリカ・チータムくらい(ただし彼女は英国人)だが、彼女は特にそのような説明をしていない。 ほかに、名前からは性別がよく分からないリー・マッキャン(Leeは男性名にも女性名にも使う)がいて、後の五島の著書でも言及されている(*5)。マッキャンは再版された著書のカバーの紹介文中では男性として扱われているが、実際には女性らしい(*6)。ただ、いずれにしても、マッキャンの著書にもこのような表現はない。 根本的に、詩百篇第8巻以降をノストラダムスが書いたことを確証する史料自体が確認されていないのだし、だからこそ未だに真筆かどうか断言できない状況なのである。 当然、その真贋を断定しきれない中に含まれる第10巻の詩をノストラダムスが特別扱いしていたことをうかがわせる資料などあるはずがない。 大いなるローマ 五島は、上の「最後の秘詩」としての紹介にあたって、こう述べている。 ところが、だ。問題はこの「広く巨大なローマ」(原文 Ovaste [sic.] Rome)という言葉である。これはじつは、中世のフランス詩では、古代ローマを指すときにだけ使われた、たいへん特別な言い方だったのだ。 そういう特別な古代ロ-マ専用の形容詞が使われている以上、これは古代ローマの滅亡のありさまをうたった詩だ、ということになる。 しかし、ノストラダムスは大予言者、『諸世紀』は彼の予言詩の集大成だ。過去をうたった詩など入っているわけがない。この詩も当然、彼からみた未来に起こるローマ滅亡の予言でなければならない。 わけがわからない。で、ノストラダムスがこの詩を発表したとき、これを読んだ彼の友人たちは解釈に苦しみ、これは何を暗示しているのかとみんな頭をかかえた。 「ふつうの予言じゃないな。予言なのに、過去にだけ使われる形容詞がついているんだから。これは予言を超えた何かだ、『諸世紀』のうち、いちばんの謎の詩だ」 ノストラダムスの生涯の友人だった、ペスト研究家のベルトラン博士やグレンビル卿などは言った。(*7) だが、当時の人々が悩んだという話や、ベルトラン博士だのグレンビル卿だのという名前は、五島の本にしか出てこない。 ベルトラン博士は『大予言II』の入試問題を予知したというエピソードにも登場している五島お気に入りの人物だが、エドガール・ルロワらのまともな伝記研究では一切登場しない。 内容的にも非常に疑わしい。オート・アルザス大学助教授(当時)のジル・ポリジは、当時の人々にとって古代ローマ史は遥か昔の話などではなく、ごく身近な存在として捉えられていたと指摘している(*8)。 実際、ノストラダムスの予言には、ティトゥス・リウィウス『ローマ建国史』、スエトニウス『ローマ皇帝伝』などからの借用と思しきモチーフは多く指摘されている。その延長からは、古代ローマをモチーフとする比喩を使うことがおかしいなどと取られるはずがない。 だいたい、ノストラダムスの予言詩にはネロだのハンニバルだのといった古代史の登場人物が複数出てくる(暦書の方はこの傾向がいっそう顕著である)。 それらは普通の比喩だと解釈するのに、「大いなるローマ」だけは特別究極だ、と解釈するのは何の根拠もない話である。 ちなみに O vaste Rome が特殊な表現だとする主張は、実証的な論者の文献ではまったく確認が取れない。 それどころか、この場合のvasteは「巨大な」の意味ではなく「荒廃した」の意味ではないかとする説もあり、当「大事典」ではそちらの説を採っている。 血の汗 この『大予言III』は、五島が若い頃に函館のハリストス正教会の近藤という聖職者から聞いたという古代ローマの3人の女性が血の汗を流したというエピソードで始まり、それと同じ血の汗を流すという怪奇現象がアメリカ、イースタン航空の客室乗務員の間で流行しているという話と結び付けられている。 この客室乗務員の血の汗現象は五島自身が新聞記事の写真を掲載しているように、当時は新聞でも報じられた。 しかし、志水一夫が指摘したように後日談があり、救命胴衣の赤い染料が肌に付着し、汗と混じったものということで解決している(*9)。 ユダヤ陰謀論 1980年代の日本では、ユダヤ陰謀論を説いているとして宇野正美の著書が社会的に問題となったが、山本弘は、宇野に先立ってユダヤ陰謀論が広まる上で、この本が「火付け役になったと解釈したほうが自然だろう」と指摘している(*10)。 五島は、ノストラダムスがブロワ城近くの道で王妃カトリーヌ・ド・メディシスに語った発言として、 ノストラダムスはそれに答えて、「それは呪い……その巨大な呪いがすべてを決めるのです(C est un maudissement......le grand maudissement décide tout)」と静かにつぶやいた、と侍女たち→研究者は伝えているのだ。/だから、それがだれの、なんに対する巨大な呪いか、というところまでは、このわずかな会話の断片からはわからない。/〔略〕/そして、ノストラダムスの答えた「巨大な呪い」とは、結局、「巨大なユダヤの呪い」のことだったのではないか、ということである。(*11) これも広い意味でのブロワ城の問答と言えるのかもしれないが、当然というか、このような発言を引用している信頼できる研究書は確認できない。 そもそも、ノストラダムスが『予言集』で使っている単語で「呪い」と訳しうるのは、malefice/maléfique, sortなどであって、maudissementは使われていない。 「すべてを決定する」とまで重く見ていたのであれば、セザールへの手紙やアンリ2世への手紙でさえもひとことも述べていないのは、あまりにも不自然であろう。 百歩譲ってこのような発言があったとしても、何の呪いか直接的に明言していないこの発言を、「ユダヤの呪い」と決めつけているのは明らかに五島である。 つまり、発言が実在したか、しないかに関わらず、ユダヤ人を先祖に持つノストラダムス自身に、ユダヤ陰謀論を語らせている点で、非常に悪質な手法であろう。 ノストラダムスの先祖 すぐ上の「ユダヤ陰謀論」とも関わるが、五島はノストラダムスの先祖についてこう述べる。 彼の母親はイタリア系のフランス人だったが、父親も、祖父も祖母もユダヤ人だった。/彼らは一五世紀の半ば、イタリアからフランスへ移ってきた。その前はイタリアのおそらくボロニア地方(ユダヤの移住者が多く、密教カバラがさかんだった)か、ミラノの近く(同)に住んでいた。/その前の先祖はローマにいた。そして、その前は――たぶん古代ローマの滅亡のとき、街角に立ってローマへの呪いと破滅を叫んでいたカバラ修行僧の一人が、ノストラダムスの遠い祖先だったらしいのだ。(*12) しかし、この中に史実と裏付けられる事柄はない。 ノストラダムスの父方の祖父ピエール・ド・ノートルダムは、確かに元ユダヤ人(ユダヤ教からの改宗者)だったが、妻ブランシュ・ド・サント=マリーはキリスト教徒であり、ピエールとブランシュの間に生まれたジョーム・ド・ノートルダムは生まれた時点でキリスト教徒だった。だから、父や祖母がユダヤ人というのは誤りである。 母方はサン=レミ=ド=プロヴァンスの住民であり、イタリア移民であったことは確認できない。母方の祖母ベアトリス・トゥレルの父はマルセイユ出身だったらしいが、そこまでしか辿れない。 父方は15世紀初頭のアストリュージュ・ド・カルカソンヌがアヴィニョンの住民だったらしいので、それより後の「15世紀半ば」にイタリアから移住することはありえない。 15世紀半ばの移住が虚偽である以上、当然、それ以前のイタリアの先祖など証明できない。なお、父方の先祖は13世紀のヴィダ・ド・カルカソンヌまでは遡れるが、イタリア移民かは分からない。カルカソンヌという姓を名乗っていたことからすると、イタリアに住んでいたようには思えない。 古代ローマ時代の修行僧の真偽に至っては、馬鹿馬鹿しすぎて論ずるまでもない。 書誌 書名 ノストラダムスの大予言Ⅲ 副題 1999年の破滅を決定する「最後の秘詩」 著者 五島勉 版元 祥伝社 出版日 1981年2月15日 注記 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌 Titre Nostradamus no dai-yogen III (trad. / Les Grandes Prophéties de Nostradamus, Tome III) Sous-titre 1999 nen no hametsu wo kettei suru "saigo no hishi" (trad. / Le cataclysme de l an 1999, ce sera déterminé par le "dernier quatrain secret".) Auteur GOTÔ Ben Publication Shôdensha Lieu Tokyo, Japon Date le 15 février 1981 Note Examen des quatrains II-30, II-43, II-45, III-97, IV-29, V-62, IX-3, X-65 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
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『ノストラダムスの大警告』は、1989年にムー・スーパー・ミステリー・ブックスの一冊として刊行された藤島啓章の著書。 【画像】 『ノストラダムスの大警告』カバー。金文字で「完全解読!!」と大書されている。 内容 目次は以下の通り。 第1章 エイズ、原発事故、中東紛争はすべて予言どおりに成就した! 第2章 大予言者ノストラダムスの波瀾に富んだ生涯 第3章 人類に襲いかかるすさまじい大災厄の警告! 第4章 ノストラダムスは富士山の大爆発まで予言していた!? 第5章 激動する国際情勢は人類を破滅の淵へと追いやる 第6章 運命のシナリオが描く全面核戦争と謎の救世主 第7章 1999年、破滅の予言が成就するとき何が起こるのか? 基本的なシナリオは、以下の通り。 1990年代初頭にアメリカとソ連が同盟関係になるが、長続きせず、中東戦争をきっかけに米・西欧とソ・東欧による第三次世界大戦が勃発する。これは西側諸国から英雄が現れて終結するが、その人物の正体は反キリストであり、すぐに独裁者としての本性を表す。この独裁者と対峙するのがアジアで、日本から救世主が現れて1999年から27年続く戦争に終止符を打つ。 コメント 藤島は後に『聖書預言 戦慄の黙示』という本でソ連崩壊を的中させたと主張したが、上に記したように、ソ連は第三次世界大戦で敗北し、反キリストの軍門に下るというのが藤島のシナリオだったので、実際には当たっていない。 結局のところ何も当たらなかったわけだが、1990年前後にはこうしたシナリオは決して特異なものではなく、ある意味ではオーソドックスなノストラダムス解釈本ともいえた。 書誌 書名 ノストラダムスの大警告 著者 藤島啓章 版元 学習研究社 出版日 1989年8月5日 注記 外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire) Titre Nosutoradamusu no dai keikoku (trad. / Les grands avertissements de Nostradamus) Auteur FUJISHIMA Keishô Publication Gakushû kenkyû sha Lieu Tokyo Date le 5 août 1989 Note ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。